【セミナーのご報告】 『最新コンテンツマーケティング実践編セミナー』(主催:オールアバウト社)を開催しました

コンテンツマーケティング

2014年12月8日、株式会社オールアバウト主催『最新コンテンツマーケティング実践編セミナー』に弊社代表宗像が登壇致しました。

このセミナーは創業当時から良質な専門コンテンツを提供しているオールアバウトが、ライオン・イノーバ・ロックオンといった多彩なゲストを招聘し、サイト構築から運用・分析までコンテンツマーケティングに関わる様々な悩みの解決法を最新事例とあわせてご紹介するものです。

第1部.コンテンツマーケティングに求めること

「Lidea」にみるコンテンツマーケティングの考え方

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【講演者】

 ライオン株式会社 宣伝部デジタルコミュニケーション推進室 中村大亮氏(写真右)

【講演内容】 

生活者の変化を背景としたコンテンツ充実の必要性

オウンドメディア「Lidea」の成り立ちやその特長について

第1部は企業マーケターの視点でライオン株式会社中村様による講演です。

ライオン社では10月23日に『くらしとココロに、彩りを』をコンセプトとするオウンドメディア「Lidea」を立ち上げ、毎日の暮らしに役立つ情報と生活エンターテインメントコンテンツを提供し、お客様との活発なコミュニケーションを進めています。

今回、Lideaの特長とデジタルマーケティング施策全体における在り方、また今後の方向性をご紹介いただきました。構想から立ち上げまでの背景や成果指標の置き方など、実際にご自身で進めてこられたからこその充実したお話にはひきこまれました。

第2部.コンテンツマーケティングの効果測定とは?

    〜コンテンツをどう作る?どう測る?

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【講演者】

 株式会社ロックオン 執行役員 広告プラットフォーム事業本部長 小林正拡氏(写真右)

 株式会社オールアバウト メディアビジネス事業部 編集責任者 松井直之氏(写真左)

【講演内容】

記事をどのように作っているのか?

コンテンツ効果計測の仕方

効果計測のポイント

第2部はシェアNo.1の広告効果測定システム「AD EBiS(アドエビス)」を提供するロックオン社小林様と、オールアバウト社の編集責任者である松井様と2名によるセッションです。

累計約16万本の記事を掲載しているオールアバウト社松井様からは「ガイド」と呼ばれる専門家によりユーザーにささる記事作成がどのように行われるのか、またコンテンツの効果計測の仕方について、作り手ならではの視点で語っていただきました。

また効果計測に関して、ロックオン社小林様は間接効果を分析することと「見た」まで測ることの2点が重要であり、成果への貢献をどう考えるべきかを指摘されます。サッカーのフォーメーションに例えた分かりやすく説得力のあるお話に理解が深まりました。

第3部.コンテンツマーケティング、どう始める?

    〜導入時に考えるべき3つのこと

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【講演者】

 株式会社イノーバ 代表取締役社長 宗像淳

【講演内容】

コンテンツマーケティングを始めるときの課題

コンテンツマーケティングを実践する際の3つのポイント

コンテンツマーケティングを始めるための仕組みづくり

第3部は弊社代表宗像によるセッションです。

調査情報を見ると、コンテンツマーケティングを実践する前提の米国と比べ、日本企業はどう着手すべきか入り口のところで「何をどうやって十分な量作成するのか分からない」と悩んでいる企業が多いことをあげました。そうした前提のもと、コンテンツマーケティングに取り組むためのポイントとして、以下3つの観点でモデレーターの小林氏からの問いに応えます。

1、コンセプトやメッセージについて

 コンセプトは企業により異なるが、ペルソナと顧客のフェーズを重視したコンテンツを準備することが重要だと考えます。ここをしっかりと行うことでどのようなコンテンツが必要なのかは見えてくるはずです。     

2、制作体制と運用フローについて

 いかに仕組み化し、効率化できるかは大事です。エディトリアルカレンダー等を利用し、全体像と先の予定を把握しながら進めると準備もふりかえりも行いやすくなります。

3、成功指標/KPIについて

 一般的にはコンテンツの目的と手類に応じて、集客目的であれば新規率や、育成目的であれば滞在時間やコンバージョン率など分けて設定されていると思います。ただし前のセッションでもお話にあがっていましたが、直接効果を指標とするのはあまり得策ではないと考えます。理想的には企業ブランドの認知向上やユーザーの態度変容が客観的にデータで把握できると一番です。

最後に、コンテンツマーケティングを始めるための仕組みづくりとして、イノーバで開発したCloud CMOをご紹介しました。マーケティングの専門知識を学ぶというハードルを下げて、誰でも取り組むことが出来るようにしたいというメッセージで講演を締めくくりました。

第4部.これからのコンテンツマーケティング

    〜マーケティングにとって大事なこと

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 ◎モデレーター:株式会社オールアバウト ビジネス企画部
         ジェネラルマネージャー 小林秀次氏(写真右端)

 ◎パネリスト:ライオン株式会社中村氏、株式会社ロックオン小林氏、株式会社イノーバ宗像

オールアバウト社小林氏がモデレーターとして参加、登壇者3名と今後のコンテンツマーケティングに関して議論を進めました。

Q1:コンテンツマーケティングをする上で最も大事なこととは?

 ・手段=目的となってはいけない。

 ・目的を定め、実施後は必ずふりかえり、分析する必要がある。

 ・ユーザーファーストで考えなくてはならない

 皆様、口を揃えて定めたユーザーイメージや施策の目的をぶらしてはいけないと言う点に触れていました。

Q2:これだけはやってはいけないというNGなコンテンツマーケティングは?

 ・ユーザー不在のコンテンツ

 ・役割が不明確なコンテンツ

ペルソナやストーリーが無く思いつきで進められる施策ではなく、カスタマージャーニーを作り、ユーザーの動きに想いを馳せて設計することが重要と語りました。

Q3:これからの日本のコンテンツマーケティングがどうなるか?

 「コンテンツマーケティング」がバスワード化していて、間違った捉え方がされているケースが散見されるという現状を危惧します。本来の潜在顧客へのアプローチや態度変容を追えるような本来の姿を実現するために正しい提案をしていきたいと語りました。

終了したのは20時40分。最後に参加者から個別の質問が出る等、遅い時間にも関わらず集中してご参加いただけた様子です。企業のマーケティング担当者、マーケティングの実務を支援するベンダー、コンテンツマーケティングに特化したサービス提供企業、良質なコンテンツを量産し発信するメディアとそれぞれの立場から、日本のコンテンツマーケティングの今とあるべき姿について語り合う濃厚な2時間となりました。

なお、オールアバウト社とイノーバとは同日業務提供を発表しております。

https://innova-jp.com/company/news/20141208/

両社の強みを活かし、企業・団体のオウンドメディア構築を支援して参ります。

今後の動向にもぜひご注目ください!